2022年09月10日 一覧

成人式の振袖はレンタルで!

成人式の振り袖姿。1月の風物詩でとても美しいですよね。

早い会社は、高校三年生くらいからパンフレットが送ってきます。

そんな時に迷うのが、レンタルか購入か?

一般的に言われるレンタルと購入のメリットを比較してみましょう。

●レンタルのメリット

 購入に比べてリーズナブル。

 お手入れをしなくてよい。

 しまうスペースを取らない。

 その時に着たいもの、着たい組み合わせで振袖を着られる。

●購入のメリット

 友人の結婚式などでも着ることができる。

 総合的に考え(特に姉妹がいる場合)レンタルより安く済むし、子供に譲ることができる。

 結婚したら袖を着れば、訪問着としても使える。

これだけ見ると、どちらも一長一短ですね。

購入のメリットについて、検証してみましょう。

「友人の結婚式などでも着ることができる」

 振袖は未婚女性の第一礼装ですので、結婚式の御呼ばれにはもってこいの服装です。

 ですが、近年では結婚式をしないカップルも増えています。また、レストランでのカジュアルウエディングやガーデンウエディングも増加しています。

 両家の母親でさえ黒留袖を着ないようなカジュアルウエディングで振袖。

 汚れる可能性もあり、なおかつ温暖化で暑い中行われるガーデンウエディングで振袖。

 いかがなものでしょうか。

 最近ではお色直しで引振袖を着る花嫁さんも増えています。

 中には、自身の着る振袖と列席者の着る振袖の色やデザインかぶりを嫌がる花嫁さんもいるようです。

 マナー上は被っても全く問題ないのですが、花嫁さんの心情を慮ると、色が被る場合は振袖を着るのは避けたほうが良いでしょう。 

 さらに、近年では晩婚化が進み、20後半~30前半にかけて結婚式ラッシュということもあります。

 20歳で着るために19歳のころ選んだいかにも成人式用の柄の振袖が、30過ぎに似合うでしょうか。

 洋服だって19歳の時に選んだものを、体形が変わらないからと言って30過ぎに着ると似合わないですよね。

 振袖も同じです。

 髪形や帯、小物を変えれば大丈夫なデザイン・色遣いの振袖もありますが、いずれにせよ出費が必要です。

「総合的に考え(特に姉妹がいる場合)レンタルより安く済むし、子供に譲ることができる。」

 姉妹がいるご家庭では、1着購入で何度も着ることができればリーズナブルと言えます。

 ですが、姉妹の趣味、雰囲気や顔色、体形が同じであることが大前提です。

 着物は思いのほか、色によって顔の印象が変わります。

 また、購入であつらえる場合、個人の体形に合わせて仕立てますので、あまりにも体系が違う場合は兼用は難しいでしょう。

 1着を兼用する場合、親戚の結婚式に列席するときに姉妹揃って振袖を着ることができません。結果的にレンタルが必須になります。

 一人一着所持しており、子供に譲る場合はどうなるでしょうか。

 もちろん、結婚して女の子が生まれることが大前提ですので、子供は絶対要らない!という人には該当しないメリットです。

 先ほども述べた通り、柄や色の趣味、体形や雰囲気が同じでなければ譲ることが難しいです。

 長期保存するには手間とスペースが必要ですので、それらをクリアできなければなりません。

 お手頃価格な購入振袖もありますが、子孫に伝えるのなら、それなりの振袖を購入する必要があります。

 色やデザインは大きくは変わらないものの、流行りがありますので、普遍的に受け入れられる柄を選ぶ必要があります。

 もちろん、和の習い事をしていたり、結婚式で着る機会が多い人にとってレンタルより安く済む場合もあります。

 ですが、成人式シーズン以外ではセットで1万円の振袖レンタルも登場しているため、購入する着物の価格によるのが現状です。

「結婚したら袖を着れば、訪問着としても使える」

 購入の時に良く言われる宣伝文句です。

 訪問着は、結婚式をはじめ改まった場や子供関係の行事など、活躍の場が多い着物ではあります。

 将来、活躍させたければ落ち着いた柄、落ち着いた色を選ばなければなりません。

 振袖で多いのが赤系、特にワインレッドのような赤ですが、赤系の訪問着は着ていく場所があまりありません。

 初めから訪問着として作られたものであっても、柄や色で「子どもの卒業式には不向き」「40代が着るには不向き」など評価されます。

 最近の成人式を意識したデザインの振袖は、華やかで美しい訪問着になりますが、着ていく場所を選ぶものだということを念頭に置く必要があります。

このように、購入する場合は「20歳」で着るものではなく、それよりもずっと先を考えて選ばなければなりません。

ですが、一緒に一度の「成人」。そのときに似合うものを着なくて良いのでしょうか?

20歳には20歳の初々しさ、25歳には25歳の美しさ、30歳には30歳の上品さがあります。

その時の自分に合わせて美しく装うほうが、一生の思い出になるのではないでしょうか。

成人式以降も振袖を着るならば、その時その時の自分にあった振袖を選んだほうが、より自分自身を上品に見せてくれるはずです。

このようなことから、振袖はレンタルすることを強くお勧めします。

リーズナブルで手間もなく、その時の自分にぴったりな振袖を着ることができますよ。

ぜひ、検討してみてください。

さくら

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